へべれけ

ゲームとDTMと本と煙草と酒と泪と男と女

バーチャル大洗を戦車でぶらっと流す「ガールズアンドパンツァー・ドリームタンクマッチ」

実質アニメ新作とも言えるボリューム

PS4版「ガルパン」が発売されましたね。ぶっちゃけたところ、キャラゲーにおけるバンナムは3割打者といったところなので期待半分不安半分なところだった。あと野球で3割打てれば一流だけど、ゲームメーカーで3割打者では困る。
プレイしてみたファーストインプレッションとしては、後述する不親切なシステムさえなければ「ガルパンキャラゲーとして決定版」と太鼓判を押せるくらいに楽しい。

モードとしては、劇場版での戦いを実際にプレイしながら振り返る「感想戦モード」
それぞれの高校を選択して5回の勝ち抜き戦を行う「争奪戦モード」
用意された特定のシチュエーションで戦う「エクストラモード」
といった3つのモードが用意されている。

感想戦モードでは劇場版の話を追っていくという遊び方になるが、ゲーム中ではみほ以外のライバル校側での視点でプレイすることも可能なので、新鮮な気持ちでプレイできる。
劇場版を見ていることを前提でストーリーが進むけど、どうせガルパン見てる連中は映画館で何度も見てると思うので、まぁそこは問題無しかと。

大学選抜のルミが継続高校出身という情報が確定したり(元々ドラマCDではそれっぽいことを言っていた)、ケイとサンダース出身のメグミの絡みがあったりと、絡みがありそうでなかったキャラたちの会話も繰り広げられるので、このあたりもとても楽しい。ドラマCDで言及されていた要素も拾われているあたり、しっかりガルパンという作品を大切にしているのが伝わってくる。
会話シーンがフルボイスな上に感想戦そのものも結構長く、内容も劇場版の行間を埋めていくようなものなので、実質ガルパン本編の新作とも言えなくもないくらいのボリューム。

争奪戦モードはいわゆるアーケードモードのようなもので、各校それぞれ一つを選択して5回勝ち抜いていく。
ここではサンダースと継続という全く関係のない学園同士の会話が見られたり、逆に黒森峰と継続という関係する要素はアニメでちょろっと語られてたけど、本編では描写のなかった学園同士でのやり取りも拝める。

エクストラモードは課題をクリアしていくモードで、最初から自機が決められていたりなど条件がある。テレビ本編を彷彿とさせるシチュエーションがあったり、マウス5両に対しこちらは自機1両で戦うという無茶苦茶なものまである。あと巨大ボコが出て来るのもこのモード。「ボコがんばれー」と言いながら、砲撃する西住殿の若干のサイコ感。

システム的には厳しいところも

ただシステム面では以下の点で不親切さが目立ってフラストレーションがたまりがち。このあたりがやっぱりバンナムキャラゲーの駄目なとこが出てしまっている。具体的にはこんな感じ
・争奪戦で継続高校を選ぶと、こちらが1両のみの実質的な縛りプレイを強いられる。そこはモブでもいいから配慮してほしかった。
・ミッション中にリトライができない。
・一度クリアしないと会話パートはスキップできない
・早送りができるが、その早送りもそんなに早くない。
・ミッション中に会話パートが挟まれるとゲーム自体がストップするのでテンポが悪くなる
・負けてもその場でコンティニューができない。争奪戦だとこのせいで難易度が高くなってくる
PS4によるTwitchなどへの配信ができない
ぶっちゃけPS4も出てしばらく経っているのに、いつまでもこういう不親切さが目立つのはどうかと思うよバンナムさん。

最終章もまだ控えてるしね?

DLCでBC自由学園やリボンの武者勢も出てはほしいけど、ボリュームとしては厳しいかな。
初回版がどこも売り切れになってるようなので、最終章が落ち着いたら次回作も期待できそう。
あと忘れちゃならないのが、大洗の町並み。ゲーム中の大洗の街もほぼ完全に再現されている。バーチャル大洗を戦車で流すこともできるよ。